地方の公立中学の中学生とかいう未知の人種
最近始めたバイトで、地元の公立中学校の中学生に勉強を教えている。
ちょうど期末テスト前ということで各々テキストを持ってきて勉強してるのにちょっかいを出すわけだが、またこれが不思議だ。
まず、わりとびっくりするのが、
それなりに授業内容を理解していて、学校のワークもすらすら間違い少なく解いてく子と、
一年生のうちに習う単語や公式がしっかり入ってないような三年生の子がいて、
みんな同じクラスに詰め込まれて足並み揃えて勉強してるところだ。
都会で特に中高一貫教育の学校だったりすると、中二くらいから進学コースは進学コースで振り分けられて、習熟度別の授業になったりもするので、新鮮だった。
あと驚いたのが、理科が理科Ⅰ理科Ⅱに分かれてなかったり、社会も歴史地理が同じ教科書に詰め込まれて分かれてなかったりすること。教えるときに大変じゃないかなって思うの。
あと、全ての学年に保健体育の座学の授業があるのも驚きだった。うちのいた東京の一貫校は中三だけだった気がする。
とにかくいろいろ新鮮な気持ちでバイトをする日々です。
ニートじゃなくなりました
久しぶりの更新になってしまいました。みなさん元気ですか?
さて、このブログの筆者ですが、来週からアルバイトを始めて社会に復帰することになりました。
週三回、三時間のバイトなのですが、まあぼちぼちやってこうと思ってます。
このブログでもちょっとだけ触れた現場なので、また何か発見があったら記事にしようと思います。
今日はそれだけ。ではでは。アディオス!
若者向けの切符がないことを嘆く向きもあるけど、実際需要がないんだろ?
自分の周りの界隈だと、高校大学の友人にしてもネットの知り合いにしても、「旅行好き」や「何かのきっかけで旅行する」ような若い人が多い。
そんな彼らが共通して言うのは、「中高年や外国人観光客がきっぷなどで優遇されててうざい」「若い旅行客向けにも割引切符を出せ」といった声である。
無論僕たち若い世代が使いやすい鉄道のフリーきっぷだったりレガシーキャリアの航空券の割引制度、旅行代理店のパックツアーがあればそれに越したことはないんであろうが、
そんなものが出てこないのには理由があると思う。
はっきり言って、旅行産業にとって、若者は、外国人観光客や中高年の暇人と比べて
「金にならない」
んだと思うんだよね。
考えても見てほしい。
ごくごく一般的な若い社会人、あるいは大学生が「プライベートで新幹線に乗って県外に行く」ような用事って、
大阪の桜島か東京の舞浜のテーマパークに行くくらいしか考えられない。
観光地に行く、っつったって、旅行がたいして好きでもない若者が行くのは、せいぜい新幹線のある金沢や仙台、飛行機が便利な福岡や札幌くらいな気がする。
そんな彼らが、汽車に乗るときに、果たして「コンビニじゃない駅の売店で」駅弁を買うだろうか。ホテルの部屋から繰り出して町で飲みに行くだろうか。
ぼくは残念ながらこの仮説にはNOって答えると思う。
要するに、彼らはそもそも旅行をしないし、したとしても行き先は限られてるし、それでお金も落ちないんだと思うのだ。
そりゃ観光業界は見捨てるに決まってるよね。
もちろんどうしようもないから諦めろって言ってる訳じゃない。
皆も知っているように、いわゆる経済的に豊かなオタクの皆さんは、
ガチャで爆死することでゲーム会社を儲からせるし、
握手券欲しさにCD代に貢ぐし、
応援上映やロングラン上映に足繁く通っている。
スポーツの応援であちこち飛び回る人もいる。
別に若者にお金がないわけじゃないし、彼らは外に出ることが嫌いじゃない。
その点では、旅行業界や運輸サービス業界は、お金を生んでくれる若者を取り込むのが遅れたよね。。って思うな。
スポーツ興行の世界にこそ、敢えて「地方対東京」の視点を入れてもいいと個人的に思う。
僕がバスケットボールのプロリーグ「Bリーグ」のファンであるということは以前記事に書いたと思うが、
その界隈でのホットトピックを少し噛み砕いて今日は紹介しようと思う。
多少マニアックな話になるかもしれないがご了承いただきたい。
ちょうど昨日5/29に、Bリーグの各賞の発表があって、
得点王の表彰やMVP、ベストファイブ(バスケは5人スポーツなので)、新人王の発表が行われた。
その際、票数非公開の記者投票で選考される新人王の選考が揉めた。
成績的にも順当に選出されるのが濃厚と見られていた、西日本の政令指定都市の地域密着クラブ(この辺はBリーグのバックグラウンドから説明せないけんので難しい、分かる人には旧bjのチームとだけ)のルーキーA選手ではなく、
東京フランチャイズで大企業のバックアップがあるチーム(旧NBLの名門チームです)に、大学から鳴り物入りで入団した世代別日本代表の有名選手B(一定の成績は残したがインパクトがあるかというと微妙)が選ばれ、
投票の不透明さもあって一部ファンの怒りが爆発、「B選手ありきの出来レースだ」といった声や個人批判がSNSに見られたり、
ある程度試合を見ているであろうライターからも苦言を呈するコラムが書かれるなど、昨日のBリーグ界隈のTwitterは異様な雰囲気だった。
ここで本題に移る。
今回僕がブログに書くのは、A選手が妥当だったとかB選手が不適切だったとかそういう意見を記すのではなく、
「なぜ記者が、そしてリーグがB選手を推しているか」ということについて持論を展開していく。
そもそも、B選手の所属するチームは、東京にフランチャイズがあるだけでなく、比較的資金も豊かで、かつスター性のある選手も多く(日本代表の実力を持ち、その上で有名タレントの恋人であるイケメン選手がいる)、さらにチームもリーグ制覇経験のある強豪だ。
日本のプロ野球で例えると、読売巨人軍、ジャイアンツのような、いわゆる「大正義チーム」である。
ここからは僕の持論だが、
スポーツの興行では、こんな感じに「強くて」「金持ちで」「華やかで」「みんな知ってる」「だからこそのアンチも多い」ような、大正義チームが一つくらいあってもいいんじゃないか、と思うのだ。
20年前のプロ野球は、「巨人」と「それ以外」という構図で回っていた。セリーグの五球団の目標は「打倒巨人」で一致していた。
星野さんがいたころの中日ドラゴンズや阪神タイガース、今の広島東洋カープは、「持てる球団」である、東京のジャイアンツを倒すために地方で力を蓄えていた。
バスケの世界も、そんな東京のチームを倒すことを共通目標に、地方球団は「打倒東京」という姿勢をもっと打ち出してもいいと思う。実力でも。メディアの露出でも。
同じプロ野球の話をすると、地方に散らばったパリーグは地方で力を蓄えた。
田中将大を擁して東北楽天ゴールデンイーグルスが巨人を破ったのはまだ記憶に新しい。柳田悠岐や内川聖一といった面々で連覇をして今のプロ野球を席巻しているのは福岡ソフトバンクホークスだ。地方の球団だからという言い訳は通用しない。国民的スター大谷翔平がいたのは北海道日本ハムファイターズ、地元密着球団のはしりみたいなところだ。
地方が東京に勝てるチャンスがある、下克上するチャンスがある、スポーツの世界にはそんなロマンが眠ってると思う。A選手のチームだけでなく、地方のチームはこれに奮起して欲しいと思った。
よく高齢者運転者の事故が起こる度に「老人は免許を返納しろ」って声が上がるけど
さっきニュースをつけたら、高齢者の運転する車が歩道だか横断歩道に突っ込んで死者が出るっていう痛ましい事故が起こったと報道されていた。
こういうニュースを見ると、やっぱり認知機能が衰えた高齢者の運転は危険だなぁ、とか、認知症になったら免許取り上げる仕組みは大事だよなぁ、と思う。
けれど、現実には、なかなか高齢者の免許返納は進んでいない。
なぜだろうか。
特に地方だったり、都市部でも駅から遠い団地だったりすると、
そもそも車がないと何もすることができない地域がある。
今の地方の社会は中心市街地が空洞化してロードサイド店舗に車でアクセスすることが前提になってるので、
一人1台車を持つことが前提の社会では、買い物や病院に行こうにもバスなどの手段がなくって、車を運転する手段を手放せなくなる。
そうすると、ある程度ボケてて車の運転が危険になっても、生きるのに必要だからということで免許を返納できないケースが目立つのだ。
また、周りに迷惑がかかるからと家族が説得して免許を返納しても地獄はあって、
結局町に出てアクティブに行動せず家に引きこもりになっちゃうから、そのまま衰えが進行して寝たきりになっちゃうケースもあるんだって。
それこそ交通オタクが公共交通を使ってていうアプローチであったり、自動運転やドローンのクラスタが買い物難民にアプローチしてるけど、
こういう事故のきっかけになるような地方の高齢者運転の現状がもっと解決してくといいよねって思う。
アメフトは世界一高度な戦略スポーツ、野蛮な殺人格闘技ではない
今、アメリカンフットボールというスポーツがお茶の間を賑わしている。
今回の悪質なタックルの事件に関しては、スポーツ界隈の組織の闇の深さがわかったこと以外特にコメントはしないけれど、
やっぱりここまでアメフトが世の中の話題になったことはないし、偏見まみれで語られることも多いと思うので、
これを期にアメフトを知った読者の方(どれくらいいるか知らないが)にもアメフトの魅力を知ってもらおうと気合い入れてブログ書くことにする。
<ざっくりルール>
アメフトのルールはわりと複雑だとされるが、基本的なことを押さえればある程度理解できると思う。
・攻撃チームと守備チームに分かれる
・ボールを前に投げられるのは一回まで
・ボールを持った状態で倒れる/膝をつく、あるいはパスされたボールをキャッチできなかったらターンエンド。(持っているボールがこぼれた場合はプレー継続)
・4ターン以内に10ヤード(約10メートル)前に進めなかったら攻守交代(「ターンオーバー」)。こぼれ球やパスをノーバウンドで奪ったときもターンオーバー。10ヤード進んだら進んだ距離がその時点でリセットされて、またそこから4ターンで10ヤード、の繰り返し
・フィールドの広さは100ヤードで、そこから先10ヤードのエンドゾーンにボールを運ぶと7点の「タッチダウン」(ボーナスキックで+1点)。少し離れたところからボールを蹴って空中のゴールに入れたら3点の「フィールドゴール」。
・パス失敗や距離リセット、選手が外に出たとき以外は時計が動き続ける
<ざっくり戦術>
以上のことから、大きく分けて攻撃の戦術は3つ(?)ある。
・ランプレー
ボールを持った状態で走ってボールを前に進める戦術。通常は人が多いところを抜けていくのであまり進めないことが多い反面、ハマると一気に前に出れる。また、しっかりとボールを確保しているので、めったなことで強制攻守交代にならない
・パスプレー
QB(クォーターバック・司令塔)が前方のパスを受ける選手にボールを投げて距離を稼ぐプレー。遠距離のパスで一気に進むこともあれば、短いパスを積み重ねて距離をリセットしながら進むこともある。
・スペシャルプレー
厳密に言うと攻撃ではないが、例えば、4ターンで10ヤード進めないと強制的に攻守交代になるけれど、自陣のエンドゾーンに近い位置で相手にボールを渡すのはリスクがあるので、通常はパントといって4ターン目にボールを大きく敵陣に蹴り出す。また、同様に敵陣深くまで攻め行ったけれど3ターン目で10ヤード進めなかった場合、タッチダウンを狙ってターンオーバーになるリスクを負わず安全にフィールドゴールを狙うこともある。
・ビッグプレー
ランプレーでボールがこぼれたり、パスを相手が直接キャッチしてターンオーバーすること。そのプレーで守備側がそのまま一気に進んでタッチダウンすることも可能。
<ざっくりみどころ>
・ラインマンとQB
パスプレーでQBが前方にパスを投げる際、QBがパスする選手を探す前に相手ディフェンスの一番前にいる選手がQBを潰す(今回の不祥事の壊すとは異議)(QBが後ろで潰れるとオフェンスは距離がマイナスになり、こぼれ球を拾ってターンオーバーからビッグプレー狙える)動きと、オフェンスの前にいる選手がそれを防ぐ動き。通常オフェンスもディフェンスもこの役割をする「ライン」の選手は相撲取り顔負けのガタイの選手多い。
・パスのレシーバーと守備バックの駆け引き
QBがパスを出す際、それを受けとる選手(まとめて「レシーバー」)と、それを妨害して危うくばターンオーバーを狙う相手の選手(まとめて「バック」)の駆け引き。特にフィールド奥で展開される動きはサッカーでいうところの裏を取る動きとも似ているし、逆にフィールド中央のディフェンスの密集しているところの針の穴一本のところに通すQBの正確なパスとそこに飛び込むレシーバーの動きの正確さも見所。
・ランナーの強行突破とブロッキング
ランプレーでは、パスを投げるよりも走るのが得意なQBや、ランニングバックという走るのが専門のプレーの選手が活躍する。ランプレーはディフェンスが直接ランナーを止めようと突っ込んでくるので、それを振り切るフィジカルの強さも見られるし、突っ込んでくるディフェンスをオフェンスの選手が横について撥ね飛ばすブロッキングという動きも見ていて気持ちいい。
・時間管理
プレーが止まっても時計が止まらないことの多いアメフト特有の要素。勝っているときの終盤の攻撃で時間をゆっくり使いたいときには、時計の止まりにくいランプレーを、逆に負けていて急いでいるときは、パスをわざと失敗したり外に出るプレーを多く選択したり、タイムアウトを取って時計を止めることもあるし、攻め行ったらわざとタッチダウンしないでギリギリまで時計を進めてフィールドゴールを狙うということもある。
文字で書いたけどなかなか魅力が伝わらないので、一度動画でも見ればいいんじゃないかな。
アメフトの全米決勝戦、スーパーボウルはアメリカ最大のスポーツイベント。ここに常連のように出てくるニューイングランド・ペイトリオッツってチームがあって、どんなに負けてても抜群の勝負強さと化け物みたいな集中力で逆転するトム・ブレイディってQBがいるので、ぜひ見て欲しい。
#アメフトはいいぞ
東京の電車とか観光地とか街中の人の多さを見てこの街には住めないと悟った
この一週間弱、東京の実家に帰って就活なり友人とご飯行ったりしている。
病気の関係もあって人混みがダメなので、基本的に通勤時間帯の電車には乗らずに移動にはできるだけバスを使って座っていてストレスを減らすようにしているのだが、
それでも人の多さをすごく感じる。
先日は土曜日に親戚回りの関係で小田急のだいぶ先の方から都心に帰ったのだが、
神奈川から都心や近隣の大きな街(町田とか?)にに遊びにいく人で10両編成のシートがパンパンになってたし、
その後寄り道で高尾山に行ったら今度は都心から高尾山で遊ぶ人でケーブルカーはすし詰めだし。
週末にお出掛けするのに電車を使う人がこんなにもいて、こんなにたくさんの人が活動してる、ってのが地方に出てから久しく味わってない感覚で新鮮だった。
それと、まあこれは電車の運用や混雑の関係上仕方ないんだけど、
田園都市線の東武直通とか、小田急の小田原行きとか、そういうめっちゃ長い距離走る電車でも、
普通に通勤型のロングシートでトイレがついてない、
これって当たり前のことかもしれないけど意外と地方で電車に乗るの慣れてると苦痛だったりするよなーって思った。
その点だけはJRの近郊列車は有能だよね。
とにかくトーキョーの電車はいつ乗ってもストレスフルよね