人学ばざれば智なし、智なき者は愚人なり

慶應卒、山陰在住、一人暮らしニートの戯れ言

SFCは社会不適合者キャンパスだっていうけど、大方の場合あいつら生きてくスペックはある

慶應SFCのことを「社会(S)不適合者(F)キャンパス」なんて言って、「自分社会不適合者なんですよねー」なんて自虐するSFCのハイスペックニートをたまに見かける。知り合いにも何人かいる。

だいたいそういうやつらはプログラムコードが書けたりデザインができたり学生団体やっててコネがあったりするので、ニートを自称しながらフリーランスで生きていけるタイプの人間味だ。

確かにあいつらは就職できなかったし、たぶんまともな社会人として働けてるイメージもないけれども、それでも何か役割を与えられたら自分のスキルを生かして何らかのニーズに貢献できるだろう。

 

そういうやつら、スペックが慶應のスタンダードを越えていて、ただ尖りすぎてて「一般の社会の枠組み」に入れないだけで、「ニッチな社会」の隙間の需要にフィットする奇才の奴らを「社会不適合者」と呼びたくないのだ。

 

では、SFC潜在的にいるであろう、ガチのマジの社会不適合者って、いったいどういう人々なんだろうか。

 

答えは一つではないだろうが、仮説として、「東大落ち京大落ちで最初はマウントを取っていたけど、段々と居場所を失ってフェードアウトした難関高校出身者」

「スポーツの才能があってAOで意気揚々と入ってきたけど、体育会で翼を折られてそのままフェードアウトしてしまったアスリート」

SFC特有の何でもできる雰囲気を取り違え、自分探しから戻ってこれず漂流してしまった高学年ノンゼミ勢」

こういった人たちは、だんだんと学校に来れなくなり、さもするとギャンブルやアルコールに溺れ、フェードアウトしていく、

社会にSFC生としてカウントされない、彼らこそが、真のSFC社会不適合者と言えるだろう。そして、残念ながら、こういう学生は少なくないと思う。

 

いわゆる、おそらく広汎性発達障がいと双極性障がいを併発していて、才能があるけどそれが持続せずに留年して、卒業して職がない、けど全然生きていける、そんな「自称社会不適合者」とは別の世界がある、って、彼らには言いたいよね。

 

もちろんそういった障がいを持っているSFC生を否定・誹謗する意図はないことは理解いただきたい。何ならブーメランが刺さる。