神道が好きなわけではないけど、古代日本神話とか神社の雰囲気とか大好き
神道という宗教は奥深いと思う。
神社に行き、目に見えない神様に祈りを捧げる、というだけではない、
日本の歴史に根付いた光と闇がある。
僕は、神道が歴史的にどういう扱いを受けてきたか、とか、そういう話を全く度外視した文脈で、
神道という宗教に大変大きな興味を持っている。
純粋に神社に行ってなんか爽やかで清々しい気持ちになるのが好きだし、
古代神話がよく語られる地域に住んでる手前、古代神話と日本の古代史って密接だなって思う。
いわゆるヤマトの政権がイズモに存在した勢力を制圧した国譲り神話、
イズモとキビの勢力争いを表した因幡の白兎伝承、
ヒムカの太陽神アマテラスがなぜ伊勢に来たか、消されたタンゴ王国
語り始めると止まらないくらいロマンの塊だ。
神社がパワースポットと言われてスピリチュアル好きに持て囃されたりもしたが、
実際に神通力というものはあると感じる。
具体的には、イズモが服従させられたアマテラスのいる伊勢神宮に雲州人が行くと必ず雨が降る、とか
国譲りで実際にぶつかったタケミカヅチがいる常陸鹿嶋の人間がタケミナカタのいる諏訪で謎の腹痛に教われるとか
そういう話を聞く。
そういうロマンチックな意味での「神道が好き」という気持ちが、
最近の保守系の政治家たちの言うような「大日本帝国時代の国家神道を信奉する」文脈に誤解されることが多いのはちょっと困惑する。
もともと権力に使われやすい宗教ではあるので、仕方ないのはそうなのだが。。